九州屈指の穀倉地帯、福岡県朝倉は、暴れ川として恐れられた筑後川の中流にあります。先人たちは堰(せき)や用水路、水車をつくり、水田を広げてきました。江戸時代に作られた水車を長年、守り続けている大工。筑後川の恵みに感謝しながらコメ作りに情熱的に取り組む農家の5代目。受け継いだ知恵と技術を次の世代につなぐ朝倉の人たちを訪ねます。